充実度ナンバー1はどこだ!?注文住宅業者の資料請求 勝手に比較選手権!

注文住宅業者の資料請求 勝手に比較選手権!

家造りのパートナーとなる「業者選び」。この業者選びを失敗すると、家造り自体が失敗したと言っても本当に過言ではありません!資料請求することで、簡単に各社のこだわりや事例を比較することができますが、今回は、その“各社の資料”に着目してみました。

実際に注文住宅を建てながら決めた
ハウスメーカー・工務店・設計事務所ランキング

“勝手に比較”のいきさつ…

Eちゃん家にて

ある日、前職時代の友人のEちゃん(茨城在住)がマイホーム購入を検討していると連絡をくれました。実際に建てた人の話を聞きたいとのことだったので、E家に遊びに行ってびっくり!注文住宅業者の資料の山!!(笑)なんでも、まず最初はフラットな視点で各社を見てみようと、気になる業者は片っ端から資料請求してみたんだそう。それにしてもすごい量で、注文住宅の資料大好きな私からすれば宝の山♪思わず、良いなと思った資料を比較しちゃいました(笑)

とにかくオシャレ!部門
フリーダムアーキテクツデザイン

私も当時、各社から資料を請求し、フリーダムの資料請求で届いたDVDも見ましたが、フリーダムはその時に思い描いたイメージと現実のギャップというのはほとんどありませんでした。唯一フリーダムに驚いたことは「設計士さんが直接営業の業務も行う」という事ですが、そのせいかまったく「勧誘」がありませんでした。通常は住宅展示場などに足を運んで一度相談すると、相当電話がかかってきます(笑)しかし、フリーダムはそういう事が無く、そこもまた私には好印象でした。

オシャレすぎる事例集!
価格も正直に記載されていて◎

ハイ、我が家もお世話になったフリーダムアーキテクツデザインです。私の好みもあるかもですが、やっぱりダントツおしゃれな事例集に、夢も妄想も膨らみまくります(笑)。

私自身がフリーダムの資料請求をした数年前は、1本のDVDが送られてきました(現在は写真のような施行例がまとめられたものと会社説明が送られてくるみたいです)。フリーダムの資料は、どんな家が作られているのか具体的な画としてイメージがわきやすく、実際に家を建てた方のインタビューなどもあり、リアルに参考になったのを覚えています。

フリーダムの家造りは、ホームページでも紹介されている施行例を見るとわかると思いますが、ひとつひとつにテーマが付けられています。実際に施行の際に「テーマ」をつける訳ではありませんが、依頼主としっかりとした家造りのビジョンを共有し、それにフリーダムならではの「デザイン」をしっかりと盛り込んで作られているというイメージです。

そして最大の魅力はその価格。通常、資料請求のパンフに掲載されている家は、各社の「自信作」でもあり、お値段もまたかなりご立派な額になっているので、価格は表記されていません。が、フリーダムのスゴイところは、最初から堂々と「本体価格」を表記しているところです。これは非常にわかり易く、また自分の予算内ならどういった家が建てられるのかがとても参考になりました。こうして最初から価格をオープンにしている施行会社は非常に珍しいです。

また、間取りが掲載されているのも外せないポイント。フリーダムの資料には各家の間取図がばっちり紹介されているので、写真の素敵な家が実際どんな家なのか想像するのにとても役立ちます。
このように、夢いっぱいの事例集であると同時に、具体的に知りたいポイントもしっかりと抑えられた、かゆいところに手が届く資料なんです。

ボリュームすごい!部門
プロスタイルデザイン

実はプロスタイルデザインも、最終段階まで検討した内の1社でした(「この業者がよかったランキング」参照)。デザインも素敵でしたし、何より社長がとても魅力的な方でした。
ただデザインはかなり斬新で、凄くオシャレではあるけれど、メンテナンスなどの現実問題を考えると「う〜〜〜ん」となってしまいました。結果、価格などの問題もあり、フリーダムに軍配が上がりましたが、本当にどれもまるで「家」ではないような(カフェ風だったりホテル風だったり…)面白い家造りをされています!

分厚い建築事例集が4冊!こだわり満載パンフ

プロスタイルデザインからは、「俺のデザインを見ろ!!」と言わんばかりの建築事例が4冊送られてきていました(笑)。Eちゃんも資料が届いたとき、このボリュームにはビックリしたそうです(笑)。

プロスタイルデザインは住宅展示場などは所有していないため、資料に掲載されている家は全てお客様のお宅だと思いますが、設計と「衣食住」のプロデュースをしているというだけあって、家具と家のバランスが非常に統一されているオシャレなお宅ばかりです。同じ「オシャレ設計」のくくりである「フリーダムアーキテクツデザイン」と比べて、輸入系の設備を多く取り扱っている印象。自社で5つのブランドの総輸入元として、商品の販売を行っているのも特徴です。自社の商品を使用する割合は高いと思うので、もちろんお値段は高め設定となるでしょうが(輸入品はただでさえ割高なので)、そのぶん他とは一味も二味も違うオシャレな家造りが実現することは間違いないでしょうね。

真面目な一冊で勝負!部門
住友林業

住友林業の資料にしても、住宅展示場にしても、とにかく「お上品!!」
本当に良い素材でしっかりとした家造りをされているのだと思います。私の友人で「住友林業で家を建てた」という人はまだいませんが(恐らく予算的にかなりお高いので)、一目で「立派な造りだ」とわかると思います。
個人的なイメージでは、若い子育て世代が建てる家と言うよりも、ある程度の年齢の方が好む家だと思います。住友林業の造る家にはそんな落ち着きが感じられます。逆に若い世代には「ちょっと古くない?」と感じる方もいるでしょう。しかし、私は「長年飽きずに住む事ができる家」「住めば住む程愛着を感じる家」が住友林業の家の良さだと思っています。
と、建ててもいないのにそんなイメージがわいてくるほど(笑)この1冊の資料からも、住友林業がまとう独特の風格を感じます。

大手の自信、じっくり読みたい骨太パンフ

住友林業の資料の第一印象は「真面目に勝負」。
日本の風土に合わせ、自然(木)を育て、そこから材料を調達するという、自給自足的な昔ながらの家造りをしている企業の代表は住友林業と言えるでしょう。会社名からもわかる通り、元々「林業」から始まっているので、使用している木は自社で栽培した上質な国産モノのみです。

その真っすぐな家造りは、パンフレットからも伺えます。他社では各社のチラシや数冊のパンフレット、営業プロフィールなども同封されていますが、住友林業ではまっしろなパンフレットがたったの1冊。でもこの1冊に、伝えたい事がぎっしり無駄無く詰め込まれています。

デザイン的にも、時代にこびない、何世代でも受け継ぐ事が可能な造り(デザイン)で、悪く言えば「斬新さはない」ですが、良く言えば「住めば住む程味が出る」。私は家造りに対して「ちょっと冒険したい」「挑戦したい」というタイプだったので、住友林業を選ぶ事にはなりませんでしたが、「安定した家造り」を行いたい方にはぴったりな施行会社だと思います。

あこがれ大邸宅!部門
三井ホーム

建築設計事務所で家を建てた私ですが、もしもハウスメーカーで家造りを行っていたら、恐らく三井ホームで家を建てたいと思ったのではないかと(予算的に無理だったと思いますが)。
そう、三井ホームの家には、「こんな家に一度は住みたい」と誰もが描く「夢」が詰まっています!「あぁ……すてき〜〜〜!」というセレブの生活を思わせるような「夢」。ただ、現実的にはソコには「お金」が必要なのは当然で…(汗)。

勿論お金をかけても必ずしも豪邸風になる訳ではないので、そこは三井ホームの手腕だと思います!また、三井ホームの住宅展示場はそれぞれの展示場でコンセプトが異なるため、色々な住宅展示場に幾度に三井ホームの新しい発見ができます。(他のハウスメーカーはどこに行っても何となく同じ様な雰囲気)あるところではリゾート風、あるところではモダンなど、必ず自分の好みのデザインが見つかると思います。

庶民の手には負えない豪邸に溜息…!

あまりよく調べずに「大手だし…とりあえず」と三井ホームの資料請求をしたとして、届いたパンフレットを開けば、恐らくほとんどの方が「え?こんな豪邸を建てる予定じゃないんだけど……!」と思うのではないでしょうか。実はそれは住宅展示場訪問でも同じ事が言えました。とにかく、三井ホームは打ち出す参考プランが豪邸!!もしかしたら、豪邸専門なんじゃないかというくらい豪邸!!もはや「お城?」というレベル。正直、資料ではあまり参考になりません。Eちゃんも「いやぁ……うちには無理だわ(笑)」と。我が家も同じことを思いました(苦笑)
また、豪邸をこれでもかと打ち出すほどの企業なだけあって、「テクノロジー」の解説オンリーのパンフレットも同封されており、どれほど優れた技術を三井ホームが独自に開発しているかがしっかりと紹介されています。特に「耐震性」「耐火性」には力を入れていてます。大手HMはどこもこの二点に関しては自社の開発チームが力を入れていますが、その中でも特に力を入れているのが三井ホームだという印象を受けました。
さらにさらに、全館空調にも力を入れており、「スマートブリーズ」という商品を自社で開発しています。全館空調と言えば一昔前は「パナホーム」というイメージでしたが、今では「魔法瓶の様な家」というイメージを全面に打ち出せる程のクオリティに仕上がっています。と、とにかく「あこがれの豪邸」をこれでもかと見せつけてくれます(涙)。

びっくりユーモア!部門
高砂建設

今回この“資料請求比較選手権”で選んだ会社の中では、率直な感想では「一番私の好みではない」施行会社でしたが(私はデザイナーズ好みなので)、高砂建設の様な家造りは一般的には非常に好感度の高いデザインだと思います。
わかり易く言えば「無印良品が万人にうけている」というのと同じ感覚だと思います。凝りすぎないデザインと素材の良さ。無駄の無さ。ナチュラル思考の方には非常に好まれると思います。また、木本来の良さを引き出したデザインが多いので、自然と家の中も明るい印象になり、子育て世代には非常に良い環境を提供できるのではないでしょうか。
実は、木の家のぬくもりや質の良さを打ち出した会社や資料は、他にもたくさんありました。でも、この直接「使用する木を資料として手元に届ける」方法は、視覚だけでなく嗅覚と触覚にも訴えてきて、インパクトは抜群に残ります。技あり一本!という資料ですね(笑)。

まさかの「香り」を届ける資料にびっくりほっこり♪

数々の資料を取り寄せた中で、高砂建設の資料は良くも悪くも非常に印象的でした。肝心のパンフレット。全くオシャレではありません。でも、とてもナチュラルな色使いとデザイン。どういった家造りをしているのかが資料の表紙からも読み取れます。

びっくりしたのは同封の「木でできたコースター」!こちらも決してオシャレな品ではないので(もらってもうちでは絶対使わない)、試しに袋から出すと、ふわ~っと心地よい木の香りが広がって、「あ、それが狙いだったのかな」と思わず納得しました。コースターに刻まれている木の年輪にも癒されるというか「あぁ、人は本来木(自然)と生きて行くべき生き物なんだな」と思いださせてくれる心あたたまる資料でした。

今までは「木の家」と言えば上でも紹介した「住友林業」でしたが、こういう印象の残し方もあるんですね。先に述べた通り「決してオシャレではない資料」ですが、同封された木のコースターを触って嗅いで、同じ木で出来た家の写真を見ると「あぁ、この部屋いい香りがするんだろうな。それに足でこの床踏んだら凄い気持ち良さそうだな」と…。そんな優しい家のぬくもりがイメージできる資料でした。

資料請求比較 総評!資料請求は家造りの入り口に過ぎない。しかし、それがなければ始まらない!

住宅展示場巡りと資料請求は家造りの最初の一歩だと言えます。「あまりに沢山の施工会社を見てしまうと、どこにするか決めるのに大変!」と思われるかもしれませんが、それぞれを知る事で、家造りに対する知識が増える事は間違いありません。

それぞれの企業には独自のオススメポイントがあったり、得意とする技術があります。そうして資料を取り寄せ、気になる施行会社を訪問する事が、良い家造りに必ず繋がります。最終的に選ばなかった企業に足を運ぶ事も無駄な事ではなく、そこでもまた他では得る事のできない知識や情報を得る事ができるからです。

良くも悪くも他社批判を耳にする事もあります。そうして知識を増やせば増やす程、実際に家造りを行うときも、施行会社の言いなり(というと言い方が悪いですが)になるだけではなく、自分の意見や疑問に思う事を担当者にしっかりぶつける事もできます。逆に、もしも数社の資料しか取り寄せずにその施行会社の中だけから決定してしまうと、その施行会社の言う事を全て鵜呑みにしてしまうという事態にもなりかねません。

正直、資料を見た印象と、実際に展示場を訪問したり、相談に行ったら「あれ?何だかイメージと違う…」と言う事もありました。とあるハウスメーカーでは、担当営業の方があまりにも横柄な態度で、我が家が「30坪程度の土地に家を建てようと考えている」と話すと「30坪じゃぁちょっと厳しいっすよ(苦笑)」と言われた事もありますし、とあるハウスメーカーでは、「近くまできたので挨拶に伺いました」とアポ無し訪問された事もあります。ちなみに、その日は午前中で、まだパジャマのままで、化粧もしておらず…(汗)頑張っているのかもしれませんが、はっきり言って迷惑以外の何ものでもありませんでした。そういう態度や行いも、私の中ではぜんぶ施行会社を選ぶ基準のひとつとなりました。どんなに良い家を作っていても、不快な思いをさせられた企業は絶対に選びません。(ちなみにハウスメーカーがそういう横柄かつ無神経な営業が一番色濃く、その次が工務店。設計事務所やプロデュース会社はそういう営業はほとんどありませんでした)。

話をもとに戻すと、資料請求ひとつとっても、その企業を知る良い機会であり、家造りの勉強だと思います。
私は家造りにも勿論こだわりがありましたが、担当者の方とできるだけニュートラルに、本音でお互いの意見を言い合いたかったので、営業担当という人がいないフリーダムアーキテクツデザインを選びました。フリーダムのお客様担当は設計士さんなので、「一緒に一つの作品を作っている」という意識が非常に高かったと思います。
沢山の資料を請求する事によって、良い事も(知識を得る)悪い事も(過剰営業)ありますが、ぜひとも一つでも多くの企業を検討し、対話して、最終的にお願いする施行会社を選ぶ事をおすすめします。