管理人ユミがぶっちゃける “注文住宅のお金事情”/その12 注文住宅の屋上の費用は

注文住宅を建てるときに屋上にかかる費用のポイント

自宅にいながら、家庭菜園やバーベキューを楽しむことができる屋上。洗濯も広々と干すことができ、屋上利用を検討している方も多いのでは?そこで、屋上を有効利用する場合には、どのくらいの費用が必要となるのか説明します。

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まずは屋上にかかる費用を理解する

屋上付きの住宅と屋上のない住宅とでは、主に次の部分に差額が発生します。まずは、屋上をつけることで追加発生する費用について理解しましょう。

防水工事

屋上は、雨や風、日光を凌ぐための屋根部分を平にしてスペースを確保します。そのため、雨漏れを起こさないように防水工事を強化して行う必要があります。メーカーによっては防水シートを二重に貼る場合や、紫外線に強い防水シートを使用する場合も。その分、通常の屋根よりも材料費がかかります。

補強工事

屋上をつけることで、二階の天井部分にも人が歩くことができるくらいの強度が必要となります。そのため、補強工事を行い強度をアップ。材料費はもちろんのこと、作業工程が増えるので人件費などの費用もかかると考えた方がいいでしょう。

内階段の増設

見落としがちなのが、屋上に上がるための内階段や屋上へと出入りするためのスペースを増設するための費用です。階段の材質などどれくらいこだわるのかによっても、費用に差が生まれます。

水道・電気工事

屋上でバーベキューやビニールプールを楽しみたい場合や家庭菜園を始めたい場合には、水道や電気が必要となります。こうなると、屋上まで各設備を引き込むための費用や設備を設置する費用がかかります。

屋上をつけることで200万~300万ほどアップ

屋上をつけることで上記のような工程が増え、材料費や人件費がかかります。そのため、通常よりも200万から300万ほど費用がアップする傾向があります。さらに、屋上の設備にもこだわるともう少しかかってしまうことが多いようです。

屋上の費用を左右するポイントは??

屋上の広さ

少しでも費用を抑えて屋上をつけたい場合には、屋上の広さに注目してみましょう。屋上の費用は住宅と同じで、坪単価で計算されることがほとんど。そのため、屋上の坪数を減らせば必然的に費用が安くなります。

屋上の設備

屋上にどのような設備を設けるのかも、屋上費用を左右するポイントになります。水栓の数や電気の数などでも設備費用やランニングコストが変化します。屋上をつけると決めた時点で、どのような使い方をするのか明確にしておくことで、無駄な設備投資を防止することができます。

屋上緑化助成金制度を活用

屋上を緑化することで費用の一部、または全額を負担してくれる「屋上緑化助成金制度」というものがあります。この制度は地方自治体や団体により、助成金の金額が異なり、緑化の方針も異なります。また、地域によっては設けられていない場合もあるため、事前に確認しておくといいでしょう。例えば、東京では「東京都公園協会街かど緑化支援事業」が対象費用の二分の一(上限200万円)を助成してくれます。(東京都公園協会街かど緑化支援事業

建てて実感!やって良かった&後悔ポイント

やって良かった満足ポイント

「屋上があって良かったことは?」と聞かれたときに、1番始めに浮かぶ答えが「自分だけのリラックススペースを持てた」ことです。毎日仕事や家事でバタバタしていると、ホッとひと息つける時間がなくて、ストレスを抱えてしまうことも。そんなときに、屋上に出て夜空を見ながらコーヒーを飲むのは至福の瞬間。これは、屋上をつけなかったら味わうことができなかったと感じています。

また、我が家は近くに公園がないのですが、屋上をつけたことで子供たちが太陽の下で過ごす時間が増えました。家庭菜園で野菜を育てたり夏にはビニールプールで遊んだり、安心して遊べるお庭ができたような気分です。土地が狭くても屋上をつけることで、のびのびと過ごすことができる空間が増えたことも満足しているポイントです。

こうすればよかった後悔ポイント

屋上をつける前に、屋上のあるオープンハウスに出掛けり屋上のある暮らしについてリサーチしたりしたので、大きな失敗を感じている部分はありません。強いて言えば、屋上で使用するための電源を確保すればよかったと思っています。電源があれば、ホットプレートなどを使って手軽に屋上バーベキューが楽しめたかもしれないと感じました。屋上を検討するときには、どのような使い方をしたいのか書き出してみるといいかもしれません。

総評:屋上にかかる費用のポイントについて

屋上を検討するときに使い方を明確にしておくことが大事です。

屋上のついた家を建てるときには、防水工事や補強工事、内階段の費用など、どうしてもかかってしまう費用があります。そうなると、屋上をつけることでプラスでかかる費用を左右するのは「屋上の使い方」となります。屋上の使い方が不明確なまま進めてしまうと、無駄な設備に投資をしてしまう可能性も。できるだけ細かく「屋上でやりたいこと」を書き出すことで、無駄な部分が見えてきます。また、事前に屋上の使い方を検討しておくことで、屋上が有効に活用できないというケースを防ぐこともできますよ。