5LDK

あるアンケート調査によると、注文住宅の建築において5LDK以上の間取りを選択する世帯の比率は、全体の24.2%。約1/4の世帯が、5LDK以上の間取りを選んでいることになります。ここでは、5LDKの間取りのメリットやデメリット、5LDKの注文住宅を建てる際のポイントや注意点、実際に5LDKの注文住宅を建てた世帯の体験談などをご紹介します。

5LDKの特徴

5LDKとは、合計8帖以上からなるLDKと、加えて居室を5つ設けた間取りのこと。LDKとは「リビング、ダイニング、キッチン」の略で、それぞれ「居間」「食堂」「台所」を指しています。ちなみに、機能としてはそれら3つを兼ね備えた空間であったとしても、広さが8帖未満の場合には、LDKではなくDKと呼ばれます。

5LDKにおいては、LDKを家族全体で過ごす共用空間に、一室を夫婦の主寝室に、残りの四室を子供部屋や同居人(親世帯など)の部屋、客間、書斎などに利用するスタイルが一般的。子供部屋を3部屋設けても一室余る形なので、人数が多い世帯でも、比較的余裕を持って生活をすることができるでしょう。

5LDKのメリットとデメリット

間取りを自由に設計できる注文住宅なので、せっかく建てるならば少しでも部屋数を多くしたいという人も多いでしょう。5LDKは、広いLDKに加えて五部屋もある余裕の設計。あらゆる世帯において利便性の高い間取りとなります。

5LDKのメリットとデメリットを見てみましょう。

5LDKのメリット

大人数世帯でも余裕のある間取り
子供が3人いても、二世帯住宅だったとしても、5LDKであればストレスなく生活することができます。物理的にも精神的にも、余裕を持った毎日を過ごすことができるでしょう。また、今は子供がいなくても、将来的に子供を2~3人ほど設ける予定があるならば、ぜひ検討してみたい間取りです。
趣味の部屋や書斎などを設けることも可能
部屋数に余裕が生まれれば、一室を趣味のための部屋や、ご主人の書斎などに利用することもできます。特に男性は、たとえ狭くても自分の部屋(書斎)を持ちたがる傾向があるため、その希望を満たすことで家族全体の雰囲気も明るくなるでしょう。

5LDKのデメリット

掃除をするのが大変
5LDKは、LDKを含めて六室を有する間取りのため、間違いなく掃除が大変になります。各部屋の広さや構造によっては、毎日、掃除に長時間を要することになるかも知れません。
部屋を使わなくなる可能性もある
子供が多かったり二世帯住宅だったりした場合には、各部屋を有効に利用することができるでしょう。一方、夫婦2人だけの世帯や子供を含めた3~4人世帯などの場合は、やがて使わなくなる部屋が出てくる可能性もあります。部屋数を減らして、LDKや各部屋をもっと広くすれば良かったと後悔することになるかも知れません。

5LDKにこだわる上でのポイント・注意点

5LDKの注文住宅を建てる際のポイント・注意点をまとめました。

掃除動線を考えた間取り設計にする
5LDKの最大のデメリットは、掃除が大変ということ。洗濯や料理、買い物、育児などに忙しい主婦(夫)にとって、掃除だけに何時間も使うわけにはいきません。設計段階では、少しでも掃除が楽になるような動線、間取りを検討しましょう。様々な場所で掃除機を使うことになるため、コンセントの配置もよく考えてください。
4LDKや3LDKも検討する
大家族になる予定がない場合には、無理に部屋数を増やさなくても良いかも知れません。同じ面積のまま部屋数を減らし、間取りを4LDKや3LDKに縮小することも選択肢の一つです。LDKを20帖、30帖にするなど、大胆な発想を持っても良いでしょう。
老後も考慮した設計とする
今は大家族だったとしても、やがては子供の独立などによって家族の人数が減り、最終的には夫婦二人だけの住まいになるかも知れません。老後の生活のしやすさも考慮した設計にしておきたいものです。将来、リフォームしやすい間取りにしておくことも検討してみましょう。

5LDKにこだわって家を建てた方の体験談

書斎をプラスして5LDKに
当初はLDK、寝室、子供部屋2つだけで考えていたのですが、どうしても自分の書斎が欲しくなったので、一部屋プラスして5LDKになりました。間取りにはとても満足しています。
家事動線を優先した5LDK
子供や家族にとって快適な家を作りたいと思い、部屋数を多めに5LDKにしました。部屋数や面積は広めですが、キッチンや洗濯機、洗面所をつなげるなど家事動線を優先したので快適。子供が遊んでいるのが見えるリビングにしたので安心です。