皮膚感作

アレルギー疾患の発症や悪化は、「皮膚感作」というメカニズムが関わっているとされています。皮膚は角質層に守られていて、付着した汚れや刺激などを弾き返します。これを皮膚のバリア機能といいますが、皮膚が傷つくとこの機能が低下し、アレルゲンが体内に侵入しやすくなってしまいます。皮膚感作は、喘息や食物アレルギーにも関係すると言われています。皮膚バリアを正常に機能させるためには、乾燥した空気をどう抑えるかが重要なのです。そこでサーラ住宅の「ベステア・プラス」では、24時間・365日、湿度をコントロールして防げるよう設計。住まいのアレルギー対策の第一歩となることを目指しています。

アレルギーマーチ

「皮膚感作」のメカニズムと同様に気をつけなければならないのが、「アレルギーマーチ」。アレルギーマーチとは、アレルギーを持つ人の成長とともに、その原因と症状が変化して行く様子を言います。特に子どもの場合、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、気管支喘息など、症状が次々に連鎖していく傾向にあり、いつ、どのようなアレルゲンに対してどんな反応を示すかがいまだに解明されていないのが現状です。サーラ住宅は、そんな症状に総合的、長期的に対処する家づくりを目指しています。

肌のアレルギー対策を考慮した家づくり

住まいは家族が多くの時間を過ごす場所なので、アレルギー対策には室内の環境の調整が欠かせません。サーラ住宅では皮膚のバリア機能の低下によって起こる皮膚感作を避けるため、しっかりと対策する必要があると考え、専門家やアレルギーに悩む方の声を参考に住宅を設計。アレルギーに悩む人に向けた家づくりを行っています。