東京都の東部に位置する区であり、西に隅田川、東に荒川と中川を持つ、河川に挟まれたエリアです。東京23区の中では比較的地価も低めのエリアであり、浅草など下町風情を残す地域も少なくありません。

昔ながらの住民と新しく流入してきた住民の交流も活発に行われており、都内でこれから注文住宅を建てたいと考えるなら、検討する価値のある地域といえそうです。

下町の雰囲気が残る美しい街

浅草に住んでいました。三社祭や花火大会、初詣など、一年を通して賑やかなイベントがあり、活気のある場所です。観光客向けの店は値段が高いものの、昔から長く地元に暮らす人も多く、下町風情を堪能することもできます。春には隅田川の桜と東京スカイツリーの景色を合わせて楽しめます。

参考元：suumo(https://suumo.jp/tokyo/sc_sumida/kuchikomi/)

日常生活で困ることはほとんどない

リーズナブルなお店から高級店や老舗の名店など、多種多様な飲食店や商業施設がそろっており、徒歩圏内で日用品や外食をすべて済ますことができました。コンビニやドラッグストア、スーパーで日常的な買い物をして、休日は散歩がてらスカイツリータウンまで足を伸ばすなど、色々と選択肢の多い地域です。

参考元：suumo(https://suumo.jp/tokyo/sc_sumida/kuchikomi/)

隅田公園の芝生エリアが人気

隅田公園のリニューアルが完了し、広々とした芝生エリアが誕生しました。そのため、土日になるとたくさんの子連れ家族が集まっており、思い思いの時間を過ごしています。ただ、過ごしやすくなって感謝している反面、あまりにも人が多くてさすが東京の公園だと感じることもあります。

参考元：suumo(https://suumo.jp/tokyo/sc_sumida/kuchikomi/)

全体平均

平均609,157円／m2（坪単価 約201万円）

2020年度の公示地価ランキングでは全国19位で、さらに住宅地の平均地価は1m2当たり43万円程度と、23区内では比較的地価が低めのエリアとなっています。また、錦糸町駅周辺やとうきょうスカイツリー駅の周辺では1m2当たり100万円を超えている場所も少なくありませんが、東あずまや八広など30万円台のエリアもあり、予算に合わせて注文住宅用の土地を探せそうです。

引用元：土地代データ(https://tochidai.info/tokyo/sumida/)

引用元：土地代データ(https://tochidai.info/tokyo/sumida/)

2021年1月時点において、墨田区では現在進行形の再開発事業として「東京都市計画道路事業区画街路墨田区画街路第6号線及び区画街路墨田区画街路第7号線（旧名：京成曳舟駅前東第二北地区）」が進行中です。また、その他にも完了した事業として、墨田区の公式ホームページ上では「曳舟駅前地区第一種市街地再開発事業」や「横川五丁目地区第一種市街地再開発事業」など、複数の事業が紹介されています。

墨田区には東京スカイツリーが誕生し、これまで以上に観光地や住宅地として活性化しており、今後もさらなる発展が期待されそうなエリアだといえるでしょう。

参照元：墨田区公式ホームページ(https://www.city.sumida.lg.jp/matizukuri/matizukuri_suisin/zigyoubetu/saikaihatu.html)

押上

下町エリアとして知られる押上は、隅田川花火大会を間近で眺められたり、オシャレなカフェやレストランが点在していたりと、新しく流入してくる住民にとって人気のエリアとなっています。コミュニティバス「すみだ百景・すみまる君・すみりんちゃん」の交通網も発達しており、地域住民のつながりが強いことも特徴です。

東向島

都心の中でも比較的物価が安い東向島は、町工場も多い下町エリアであり、エリア内に交番も複数点在しています。東向島駅の周りはコンビニやドラッグストア、ファストフード店といった商業施設も多くそろっており、単身者からファミリー層までさまざまな人が暮らしやすいエリアといえるでしょう。また、首都高への入り口もあり、駅の路線が発達していることもポイントです。

治安

観光地として有名なうえ、下町らしい飲み屋が並ぶ繁華街もあり、夜間には酔っぱらい同士のトラブルも起こっています。しかし、地域住民の連帯感が強く、交番もそろっており、官民一体となって犯罪抑止や治安維持に努められていることも重要です。

交通の利便性

東京スカイツリーや隅田川花火大会など、有名な観光スポットやイベントがあり、世界中から人々が集まる人気エリアです。鉄道路線やバス交通網が発達しており、首都高への連結もスムーズということは見逃せません。

子育て

墨田区内では人口が増加傾向にあり、新しく移住してきた方のために地元商店街や自治体が一体となって子育て支援策の強化を進めています。日本古来の伝統や文化と、新しい住みやすさの融合を目指されているエリアであり、官民一体となって子育てに力が入れられていることは子育て世代にとって魅力的でしょう。