発展が著しい湾岸エリアと下町風情漂う内陸エリアに大きく分けられる江東区は、再開発事業によって新しい住民の流入が続いており、活性化が進む地域といえます。一方、人口増加に対して保育園の不足や待機児童の問題も生じており、官民一体で子育て支援策や子ども向け施設の拡充が進められていることも特徴です。

また、再開発に際して大規模公園も整備されており、人工的とはいえ23区内でも緑の多いエリアとなっていることもポイント。ただし、商業地区などはオフィスビルが乱立しており、自然の風景よりも都会的な様相を呈しています。

スーパーマーケットが点在している

江東区は都会でありながらコンビニがあまり多くありません。その代わり、小規模のスーパーマーケットがあちこちに点在しています。また、飲食店も私の家の近所には少ないように思います。ただし、物価はそれほど高くない印象ですね。

参考元：suumo(https://suumo.jp/tokyo/sc_koto/kuchikomi/)

自然の景色が豊富にある

我が家から歩いてすぐ近くに千南公園や仙台堀川公園があり、自然を感じながら遊具で遊んだり、手こぎボートでのんびりと過ごしたりしています。さらに自転車に乗ればより大きな公園にも行けるので、生活環境としては素晴らしいです。大きな再開発が進められているので、今の環境が壊れなければ良いなと思っています。

参考元：suumo(https://suumo.jp/tokyo/sc_koto/kuchikomi/)

子どもを育てる中で困ったことはない

幼稚園に通っている娘がいますが、江東区の今の家で暮らし始めてから現在まで困ったことは特にありません。小学校までは家から徒歩2分程度で、病院も比較的近くにあり、目立ったマイナス面はないと思います。子どもが成長すれば考えも変わるかも知れませんが、心配はしていません。

参考元：suumo(https://suumo.jp/tokyo/sc_koto/kuchikomi/)

全体平均

平均633,111円／m2（坪単価 約209万円）

東京都江東区の公示地価は2020年（令和2年）時点で区全体平均63万円/m2で、坪単価の全国順位は20位となっています。一方、宅地だけに注目すると平均地価は49万円/m2程度になりますが、平均と比較してもそこまで極端な差がないことは特徴です。

ただし、豊洲エリアや門前仲町、東京国際展示場周辺のエリアについては平均地価も高くなっており、住宅地区と商業地区とで差が開いていることは押さえておくべきポイントでしょう。

引用元：土地代データ(https://tochidai.info/tokyo/koto/)

引用元：土地代データ(https://tochidai.info/tokyo/koto/)

江東区では都市計画をベースとして、各地域の住民が主体となって市街地再開発事業が進められています。官民一体の江東区の市街地再開発事業では、密集した木造老朽家屋等で生活環境が悪化しているエリアを対象として行われており、共同建築物への建て替えや周辺環境の整備が行われています。

2021年1月時点で現在進行形の再開発事業としては「亀戸・大島・小松川地区第二種市街地再開発事業」があり、完了予定は令和4年の3月です。施設計画としては住宅や小学校、高齢者住宅サービスセンターなど様々な物件や施設の建設が予定されています。

参照元：江東区公式ホームページ(https://www.city.koto.lg.jp/machizukuri/toshi/jigyo/shigaichi/)

門前仲町

下町情緒が漂う門前仲町は交通アクセスに優れており、昔からの住民だけでなく、新しく転居してきたファミリー層も多く暮らしているエリアです。東京メトロ東西線と都営大江戸線のおかげで、乗り換えることなく大手町や東京駅、新宿駅へ向かえるため、都心の会社や学校へ通う人にとっても利便性が高くなっています。

大型商業施設よりも小規模商店や飲食店が多く、昭和レトロな雰囲気の地域です。

清澄白河

清澄白河は江東区の中でも治安が良く落ち着いたエリアであり、古くからの住宅街としてファミリー層からの人気も高くなっています。また、東京現代美術館やギャラリーが多く、アートの街としても知られています。

東京メトロ半蔵門線と都営大江戸線が走り、バス交通網もきちんと整備されているなど、交通アクセスも比較的良いことは魅力です。

治安

亀戸駅や南砂街駅、有明駅周辺については犯罪発生件数も多くなっていますが、住宅エリアは地域住民や警察が連携して治安維持に努めており、江東区の治安は改善しているようです。また、幼い子どもを抱えるファミリー層の暮らしやすさを官民一体で支援していることもあり、安全な街づくりが意識されています。

交通の利便性

複数の駅路線やバスの交通網が整備されている江東区は、交通アクセスでも有利なエリアです。また、ベイエリアや振興開発地区では道路環境も改善されており、自動車を利用する人にとっても暮らしやすいでしょう。

子育て

人口増加が続いている江東区では、待機児童の問題に対して積極的な改善策が提案されており、保育園や病院などの数も増加しています。

人口が増え続けているぶん、待機児童問題の解消にも時間がかかっているものの、それだけファミリー層や子育て世代からの人気が高いエリアだともいえます。