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リビング階段(リビングイン階段)とは

リビング階段とは?設置時の注意点

リビングイン階段とも呼ばれることがあるリビング階段。リビングに階段を設けることで、家族間のコミュニケーションの機会が増えるといったメリットがあり、また、モダンで開放感のある空間を実現できることから、近年人気を集めています。

このページでは、そんなリビング階段のメリットやデメリットなどについて詳しく解説していきます。

リビング階段のメリット

既に触れたように、リビングに階段を設置することで、家族間のコミュニケーションの機会を増やすことが出来るのは、リビング階段の大きなメリットの一つです。特に子供がいる場合、自室に向かうのにも、外出するのにも、必ず一度リビングを通らなければならなくなるため、声をかけたり、様子を観察したりしやすくなります。

また、吹き抜けと組み合わせることで、縦方向に視線が抜ける開放感に溢れたリビングを実現することが出来る点も、リビング階段の大きなメリットの一つと言えます。実際の面積よりも大きな広がりを感じることが出来る空間となるため、敷地面積が小さい場合にも、効率よく空間を使うことが出来ます。

リビング階段のデメリット

他方で、リビングが上階と直接つながる構造になるため、冷暖房効率が悪くなってしまう点は、リビング階段のデメリットの一つです。リビング階段を設置する場合には、例えばシーリングファンを併せて設置することを検討するなど、設計士や工務店・ハウスメーカーと相談した上で、冷暖房効率が下がらない工夫が必要になります。

また、階段をリビングに設置することで、私的な部分と家族共通の部分の区別が付きづらくなる、という点もリビング階段のデメリットの一つです。例えば、日曜日に子供の友人が来訪した際などに、リビングでくつろいでいる様子が見られてしまう可能性等があります。

リビング階段の間取り

リビング階段を設置する際、大別すると、

  1. リビングの出入口の付近に階段を設置する
  2. リビングの中央部分に階段を設置する
  3. リビングの一番奥に階段を設置する

という三つの間取りが可能です。それぞれの間取りにはそれぞれのメリットとデメリットがあるため、設計士や工務店・ハウスメーカーと相談しながら、ライフスタイルに合った間取りを選ぶようにすると良いでしょう。