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注文住宅でこだわるトイレ

ここでは、注文住宅でこだわるトイレについてまとめました。そもそもトイレは住宅や生活においてどのような役割を担うのか、トイレの設計にこだわる上での注意点などをまとめました。

トイレ

注文住宅でこだわったトイレの例(フリーダムアーキテクツ)

フリーダムアーキテクツ公式サイト
https://www.freedom.co.jp/interior/restroom/garagehouse.html

せっかく注文住宅で一から家を設計するのであれば、トイレにもこだわってみてはいかがでしょうか。トイレの目的は、言うまでもなく用を足すこと。とはいえ、一般的に人が一日にトイレに行く回数は7回前後だといわれています。寝ている時間を除いても、約2時間に一度といった頻度でトイレを使用するため、清潔感はもちろんのこと、快適性や利便性を追求すべきであるといえるのです。ここでは、トイレにこだわって家づくりをした人たちの実例、体験談などをご紹介します。

トイレにこだわる上でのポイント・注意点

一般的なトイレと同様に、住宅におけるトイレの役割も「用を足す場所」ということが最大の役割となります。一日の使用頻度は、一般的な成人の方で平均7回。これだけの頻度で利用するのであれば、快適な空間であるに越したことはありません。実際に、注文住宅を建てる際には、トイレがどういった環境で合ってほしいかを念頭においてみるのもひとつです。あまりにも広い空間をとった場合、落ち着かない可能性は大いにあります。トイレの独特な個室空間や狭さが落ち着くという方は、決して少なくないのです。

また、読書や新聞を読むためのスペースとして活用する人も少なくはないでしょう。トイレの一息つく時間に、ふと仕事のアイデアが浮かんでくる、という方もいます。人によって様々な役割を持った、トイレという空間。注文住宅で細部にまでこだわるのであれば、トイレにもこだわりを持つことは必然的なことかもしれません。

トイレにこだわる上でのポイント・注意点

トイレにこだわった家づくりをする際のポイント・注意点について4つまとめました。

トイレの数を決める
最初に考えるべきは、トイレの数です。2階建ての場合、1階と2階に1つつづ、計2つのトイレを設けるのか、それとも1階に1つだけトイレを設けるのか。たとえば、延床面積が60平米台であれば、トイレを2つ設けるとフロアが手狭になる可能性も。階段下のスペースは、トイレの場所として有効です。
リビング・寝室のあるフロアにトイレを設置する
仮にトイレを1つだけ設置する場合、設置すべき場所は「もっとも家族が集まるフロア」にすべきでしょう。具体的には、リビングや寝室のあるフロアにトイレを設置するのが無難です。
バリアフリー対応の必要があるか考える
高齢者のいる世帯では、注文住宅を作る際にバリアフリー対応トイレの設置を検討しましょう。出入り口に段差をつけない、手すりを付ける、操作ボタンなどの位置などがポイントとなります。もちろん、長く住むことを念頭に置けば、ご自身の老後のことを考えてバリアフリー構造にしておくことも重要です。
手洗い場を設置するかどうか
トイレのタンクから水が出るタイプの便器がありますが、タンクがあると、その分、個室面積は狭くなります。タンクレスのトイレにして、個室内に別途で手洗い場を設けるほうが、個室が広く感じられる場合もあります。
収納も必要
トイレットペーパーやトイレ洗浄剤、おむつなどを保管する収納スペースもあったほうが良いでしょう。収納ボックスなどを後付けすると個室を狭くしてしまうので、できれば設計の段階で、壁に埋め込むタイプの収納を検討したほうが良いかも知れません。

トイレにこだわった家の実例

実例1:高級ホテルのような広々したトイレ
タンクを置かずに手洗い場を設置し、広々とした空間に仕上げました。便器や水回りは統一されたホワイト。前面は一面の鏡。まるで高級ホテルのトイレのよう。背面のコンクリートもオシャレな印象を演出します。
実例2:木目を強調した和の空間
壁や手洗い場下の収納など、すべてブラウンの木目調で統一。落ち着いた和の雰囲気ただよう個室に仕上がっています。少し背の高めの便器なので、年配者も利用しやすいでしょう。背面のライトがオブジェを引き立てます。
実例3:リラックスして過ごせる個室空間
自然の樹木を描いた壁紙と、木のぬくもりある手洗い場。ゆったりとリラックスして過ごせる個室を作りたい、とのこだわりです。アンティークな雰囲気の照明や蛇口も、独特の空間によくマッチしています。

トイレにこだわって家を建てた方の体験談

トイレは1階の1ヶ所のみ
我が家ではトイレの設置場所に悩んだのですが、最終的には1階の階段下に1つだけ設置することにしました。理由は、場所の有効活用ができるからです。時々、2階にもトイレがあったほうが便利だなと思うこともあるのですが、トイレの掃除の回数を減らせたり、水回り工事を減らせた分だけ費用が浮いたりなど、総合的に考えればこれで正解だったと思います。
タンクレスにして手洗い場を設置
タンクがあると掃除する場所が増えてしまうという理由もあり、タンクレスにしました。その代わりに、トイレ内に手洗い場を設置。子供がまだ小さいので、タンクの上だと手を洗えません。手洗い場に代えて良かったです。