大和ハウスに決めた理由は？

工期を急いでいたので、ハウスメーカーしか全く考えていなかった

「ハウスメーカーしか考えていなかった」というMさん。その理由は「とにかく早く家を完成させたかったの」実家を取り壊しそこに家を建てるのでその間の仮住まいで生活するのが不便だから、工期ができるだけ短くて住むのは大手ハウスメーカーだと考えたそうです。また、「2世帯住宅だけど、１階に両方のリビングが欲しかったから（介護をする時に2階から１階に降りたりするのが面倒だと思ったから）そんな型決め住宅はないから、注文住宅しか考えてなかった」というMさん。

ハウスメーカーを選ぶ際は住宅展示場へ出向き、Mさんは大和ハウスを気に入り、ご主人は当初から積水ハウスで建てたいと考えていたそうです。両社から見積もりを取った際、積水ハウスがあまりに高額だったため、旦那様は泣く泣く積水ハウスを諦めたとの事。とは言っても、旦那様は積水ハウスの住宅を気に入っていたというよりも、「旦那は積水ハウスのブランドネームにやられてたんだって」とMさんは笑って話していました。

私の家づくり、満足ポイント＆反省ポイント

特に強いこだわりが無かったわりには後に反省点がありました

工期が早くて、しっかりとした造りの家を建てたいという事以外、「あまりこだわりが無かった」と言うMさん。なのでなんと、図面は4回しかひき直していないそうです。これが少ないのか、今の私には判断できかねますが、こんなものなのでしょうか？

基本的にはほとんどは標準プランでお願いしたそうですが「ガラス窓一枚とっても、造りが重厚だな～って思うよ。外からも中があまり見えない様なガラスなのか…。昼間もレースのカーテンしなくても外からは中が見えないようになってるの」と話していました。どうやら、外から中を見ても、ガラスが景色を反射し易くなってるので、中はあまり見えないそうです。

またオール電化仕様にしたため、ソーラーパネルを設置したMさん。普段家事をしているときも、「あ、今電気売ってる！って見えるから何か楽しいし、節電とかも自然に無理なく実行できている感じでエコよ～」と嬉しそうに話していました。

開き戸のいくつかをオプションで引き戸に変えたそうですが、「ドアが閉まる時最後はゆっくりになって音がほとんどしないの！」と感動していました。

ただ、こだわりがあまり無かった分、工事が進むに連れて「あ～こここうしておけばよかったな」と思う事が多々出てきたそうです。例えば壁紙１枚にしても、サンプルでみると「これがいいかも」と思っても、それが大きな壁一面に貼られると「あれ？何かイメージと違う」と感じる事があったそうです。また、図面を確認してはいたものの、実際にキッチンができて来たら「え！！こんなところに壁があったの？？」と必要の無いところに壁があったりしたそう。「質問しなかった私も悪いんだけど…私たち素人だから、もう少ししっかりと設計士さんにも説明して欲しかった」とがっかりした様子でした。

正直、大和ハウスってどうだった？

標準プランでも造りは十分しっかり！でも、提案力はイマイチかな

あまり沢山の業者をまわったり、色々と調べる時間がなかったというMさん。基本的な事は全ておまかせという形で話しを進めたけれど、実際に家が建ってみて、造りがしっかりしている部分は本当に満足しているご様子。大和ハウスは「賃貸マンション」や「店舗併用型住宅」といったイメージなだけあり、しっかりした造りなのでしょうか。家に対する不満はほとんど無いようです。

ただ、妊娠中の打ち合わせという事もあり、Mさん自身も「私も結構聞き流してたところもあるんだと思うんだけどね～」と言っていましたが、設計に対する具体的なアドバイスはほとんどなかったそうです。勿論「設計上無理」な事や「動線としておかしい」という事にはアドバイスがあったそうですが、「ここをこうしたらもっと良いですよ」という様な話は無かったそう。毎回打ち合わせには営業マンと設計士が一緒に来てくれたそうですが、あまり設計士が一緒に来ている意味が感じられなかったとか。

営業マンは本当に良い方で、打ち合わせで揉めたり、不愉快な思いをした事は一度もないそうです。Mさんいわく「全てが満足しているわけではないけれど、営業の方との相性がよかったから、期限内に家を建てる事ができたんだと思う」と。実際に希望していた工期より2週間近く早く完成したそうですよ。

これから大和ハウスで建てる人へのアドバイス

素人だから教えて下さいとはっきり伝え、少しでも気になった事は聞く

「一番の失敗は、私がなぁなぁに進めてしまった事なんだよね。特に大きな不満はないけれど、もし私がもっとはっきり物事を言える人だったら、もっと満足いく家が建てれたとおもう」と言い切るMさん。

そもそも、工期を急いでいた事、妊娠中だった事もあり、事前に家を建てる事について勉強不足も合ったそうですが、思っていた程のアドバイスが無かった事もあり、「こんなもんなんかなぁ」と話を進めて行く事が多々あったそうです。大手ハウスメーカーだからを安心し、任せっきりにしていたそうですが、やはり大きな買い物。「疑問に思った事や、本当にこれでいいのか？と悩んだ事は徹底的に聞くべきだし、ハウスメーカー側からすれば知ってて当然と思っていた事が、私たちは知らなかった事もあるので、なぁなぁにやり過ごすのは本当に危険！」と強く言っていました。

また、設計図を4回しか引かなかった、という事実に対して、私が「え？皆そんなもんなの？」と聞くと、「う～ん。分かんないけど、何かさ、何回もひき直してもらうのも悪くてさ～。いや、それも今となっては良くなかったと思うけどね」と。

「ゆみちゃんくらいズバズバ言えればまぁ、そういう失敗は無いと思うよ」と、いつも他人の事を思いやってしまうMさんならではの失敗談でした（苦笑）