ロフトには2つのパターンがある

ロフトには、屋根裏部屋を新しく増設することで階層を増やすパターンと、1つの階層の中にロフトを作るパターンがあります。なお、ロフトの天井が1.4m以上になると階層が増えたことになるため、税金が高くなってしまいます。そのことも踏まえて、どちらのパターンのロフトを作るか、ロフトの天井の高さなどを決めましょう。ちなみに、常にはしごがかかっている状態でなければ、天井の高さが1.4m以上でも税金は高くなりません。つまり、収納式のはしごであれば問題ないのです。

ロフトの費用はどのように決まる?

ロフトを設置するのにかかる総費用には、次のような料金が含まれています。

材料費

ロフトを作るためには、床材や柱など様々な建材が必要です。広ければ広いほど多くの材料が必要となるので、それに従って費用も高くなります。屋根裏部屋を作るとなると、その下の階層と同じだけの広さのロフトになることもあります。場合によっては、10畳以上ものロフトになり、思いがけない費用がかかることもあるでしょう。そのため、ロフトの広さについては、よく考えて決めることがポイントとなります。

工賃

注文住宅を一つの業者に依頼する場合、ロフトにかかる工賃が少なくて済みます。後から別でロフトを作ると、工賃が高くなる傾向があります。

諸経費

交通費や廃材処分費などの諸経費がかかります。これも、一つの業者に依頼して、最初にロフトを作ってしまった方が抑えられます。

注文住宅のロフトを作るのにかかる費用の相場は?

注文住宅のロフトを1つの階層内で作る場合には、4畳で40万円~60万円程度の費用がかかることが多いです。新たに階層を増やす形でロフトを作る場合は、4畳で50万円~100万円程度と高くなります。また、無垢材や大理石など価格が高い素材を使った場合には、さらに費用が高くなるでしょう。

新たに階層を増やす方が高くなるのには、次のような理由があります。

解体費がかかる

天井の屋根裏空間を使うためには、天井を剥がさなければなりません。これは、ロフトの組み立て工賃には含まれていないため、別に解体費が発生します。解体費は組み立て工賃と同じぐらい高いこともあるため、1つの階層内にロフトを作る場合と比べて総費用が高くなるのです。

廃材処分費がかかる

剥がした天井材を処分するのに費用がかかります。そのため、費用が高くなりやすいのです。注文住宅で、最初からロフトを作ることにしていれば、解体費や廃材処分費は抑えられるでしょう。

電気工事が必要

ただの物置として使う場合でも電気工事が必要になります。本格的に暮らしに使うのであれば、様々な照明器具を取り付けることにもなるでしょう。1つの階層内に設置するロフトであれば、リビングの照明を利用して明るいロフトにできることもあります。そのため、電気工事はほとんど必要ないこともあるのです。電気工事には、別の業者が関わることになるので、別途工賃や諸経費がかかります。

内装工事が必要

1つの階層内のロフトの壁は、その階層の壁です。そのため、その階層の内装工事はロフトの内装工事にもなります。しかし、屋根裏を利用する場合は、別に内装工事が必要になります。そのため、より多くの費用がかかることになるのです。

ロフトの費用を抑える方法は?

注文住宅を建てるときのロフトの費用を抑える方法は次のとおりです。

オプションを増やす

ロフトは、注文住宅ではオプションになっていることが多いのですが、同じようなオプションを増やすことで費用を抑えられる場合があります。たとえば、暖炉やキャットウォーク、天窓、床暖房などが挙げられます。これらにも費用がかかりますが、オプションをつければつけるほど割引率が高くなる傾向があります。あとから、これらのオプションをつけることになると、それぞれ別の業者に依頼することになるため、割引は期待できないでしょう。

交渉する

注文住宅は、3つ以上の業者に見積もりを依頼しましょう。注文住宅は利益が大きいため、多少割引しても受注したいと考えている業者が多いです。場合によっては、他にもオプションをたくさんつけるから、ロフト費用を無料にしてもらいたいという要望も通る可能性があります。案外、あっさりと交渉が成立することもあるので、ぜひ試してみてください。

ロフトの費用をできるだけ抑えよう

ロフトは、注文住宅のオプションの中でも比較的費用が高いものです。そのため、ロフトの費用を抑えることがポイントとなります。基本的に、ただの交渉では割引には成功しません。他の業者の見積もりを見せて、お互いに納得できる費用になるよう交渉することがポイントです。ロフトは、とても便利なものなので、費用を抑えつつ注文住宅に取り入れてみてください。