注文住宅に庭を造るのに知っておきたいこと

注文住宅で庭があれば窓から見る景色が美しくなったり、家の外に出て時間を過ごしたり、庭いじりを楽しんだりと、さまざまな魅力が生まれます。また、最近は庭で家族や友人知人を集めてBBQやパーティーするのに使うことも増えています。

しかし、注文住宅を建てるときは、間取りやインテリアデザイン、内装建材に気を取られてしまい、庭の工事まであまり気が回らないこともしばしばです。また、庭は外構工事に含まれるため、依頼する業者によっては注文住宅の本体工事費用とは別途費用が発生するケースが多く、庭にこだわりすぎると工事費用の総額がふくらんでしまいます。

まず、庭の工事費用の相場はどれくらいなのか、外構のなかで庭を住宅にどう位置づけるのかを考えながら計画を立てることが大切です。

庭は外構の一部のため調和を大切に

注文住宅の建設費用は、本体工事費用と外構工事費用とに分けて考えることが一般的です。特にハウスメーカーや工務店に依頼する場合、庭を含む外構工事は坪単価に入っていないことが多く、イメージ通りの庭を造ろうとすると予想以上に高額な見積もりになることもしばしばです。

このように、庭は住宅を取り囲む外構エリアに含まれるため外構工事で行われる主な設備とセットで考える必要があります。

外構工事には門まわりや玄関アプローチ、塀やフェンス、ガレージや駐車場をはじめテラスやバルコニー、ガーデンルームやサンルームのほか、照明や植栽に至るまでジャンルが多岐にわたります。庭の工事は単体で考えるのではなく、隣接して工事が行われる設備とのデザイン的な統一感や機能性も重要です。

たとえば、洋風の庭なのに松や竹を植栽に選ぶと雰囲気がちぐはぐになりますし、門まわりは和風で整えている一方、芝生や噴水の庭を造るのも統一感が出ません。

どのような庭にするのか計画を立てる際には、外構設備で使われる資材の種類を厳選して、注文住宅全体の雰囲気をうまくまとめておくようにしましょう。

庭の費用相場は50万円ぐらいから

庭の工事といっても、更地に芝生やタイルを敷く簡単で費用も安いものから、資材にこだわり池や植栽を取り入れたり、住宅から庭に出やすいようにテラスやデッキを設置する大がかりな工事までさまざまです。

シンプルな庭工事なら相場は50万円以下で気軽に依頼できますが、設備や資材を贅沢にセレクトしていくと300万円から500万円以上掛かることも珍しくありません。

依頼先によって費用相場に違いがある

庭の費用は、理想とする空間にどこまで近づけるかによって変わります。また、相場も依頼する業者によってはかなり大きな差となります。

外構工事費用の目安は、敷地坪数の約2倍から2.5倍を見込んでおく必要があります。40坪程度の敷地なら80万円から100万円くらいは掛かります。注文住宅の新築の場合、庭は外構工事とセットで行われることが多いため、デザイン性を高めたりハイグレードな資材を選べば、さらに相場の費用に上乗せされていきます。

相場に近い業者にしたいなら、外構に特化したエクステリア専門店がおすすめです。エクステリアのプロとして経験も多く、ベテランの職人も抱えているため、希望予算に見合った庭を手に入れることができます。また、庭の取り扱い件数が多いので、注文住宅の敷地面積や雰囲気にマッチした提案をしてもらえます。

ハウスメーカーや工務店に依頼すると、外構工事業者に外注されるケースが多いため、中間マージンが上乗せされ、見積もりが相場より高くなる傾向があります。また、庭や外構工事に関しては細かな希望を伝えても外注業者にうまく通らない心配もあります。プロの業者に庭工事を依頼するのなら、できるだけ直接エクステリアの専門業者とつながることをおすすめします。

注文住宅完成後にDIYするのも一つの方法

注文住宅の本体工事は、素人が気軽にできるものではありませんが、庭づくりはホームセンターやエクステリア専門店で資材や植栽を自分で購入し、少しずつ思うような庭にしていくことも可能です。芝生を張ったり、レンガやタイルを飾りとして置くといった簡単なものなら、DIYすれば費用を大幅に抑えられます。庭の費用相場が予算的に見合わないのであれば、趣味として庭を作っていくのもいいかもしれません。

注文住宅の庭費用の相場について

庭は外構設備と一体でイメージしよう

庭はエクステリアと呼ばれる外構の一部分です。塀やフェンス、玄関や門まわりといった外構設備との調和を考えながら注文住宅の新築時に計画を立てましょう。また、外構工事は注文住宅の本体工事費用とは別となる場合が多いので、庭にこだわりすぎると工事費用の総額が一気にふくらむことも気をつけてください。