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注文住宅の外構にかかる費用相場について

注文住宅の外構にかかる費用相場はいくらくらいなの?

管理人ユミがぶっちゃける “注文住宅のお金事情”/その12 注文住宅の外構にかかる費用の相場とは?

注文住宅の外構にかかる必要を調べるポイント

庭や駐車場といった住宅以外のエリアである外構の工事にはどのくらいの費用が掛かるのでしょうか。注文住宅を建てる際、工事範囲や費用がわかりづらい外構工事の基本的な費用の相場を説明します。

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「外構工事」は注文住宅費用に含まれない!?

注文住宅の外構工事とは、建物以外の敷地にまつわる工事のことです。外構には庭や駐車場、塀や壁など住宅以外のあらゆるものが含まれます。せっかく注文住宅を建てたのに、庭も駐車場も更地のままでは寂しいままです。さまざまなエクステリアにこだわることで、注文住宅をよりいっそう住みやすく快適なマイホームへと帰ることができます。

ただ、注文住宅の費用に外構工事費用は含まれていないのが一般的です。注文住宅について調べていくと土地以外に必要な費用は「建設費」と呼ばれますが、建物本体にかかる「本体工事費」と外構工事にかかる「付帯工事費」とは別々で考えなければなりません。つまり豪華な設備や面積の広い外構工事になるほど、費用がどんどんふくらんでしまいます。住宅のインテリアや建材にこだわってしまうと、外構工事に回るお金が足りなくなる心配があるのです。

注文住宅の3つの外構スタイルの違いとは?

注文住宅とセットで行われる外構工事には「クローズド外構」「オープン外構」「セミクローズド外構」の3つの種類があります。

クローズド外構

建物の周囲を高い塀やフェンスで囲い、プライバシーや防犯に配慮した外構スタイルです。外部からの視線が届きにくいため暮らしの安全を守りやすい一方、採光性や通気性が低下したり、外から見ると閉鎖的な印象を与えてしまいます。また、住宅全体を囲むような工事となるため、使用する建材が多くなるため、外構工事費用は3つの中で一番高くなります。

セミクローズド外構

セミオープン外構とも呼ばれており、最近人気の高まっている外構スタイルです。門は設置しても塀やフェンスをなくしたり、高さを防犯に役立つ最低限の高さに抑えたり必要な箇所にだけ外構工事をするスタイルです。工事の相場はクローズド外構とオープン外構の中間ぐらいになります。

オープン外構

塀やフェンスを設置しなかったり、最小限度で工事する外構スタイルです。庭木や芝生を植えれば、アメリカやヨーロッパの敷地の広い住宅をイメージさせます。窓からの景色は良い反面、外部からの視線にさらされやすいためプライバシー保護ができない、防犯面で心配があるといったデメリットがあります。外構工事費用は3つのスタイルのなかで一番安く抑えられます。

注文住宅の外構工事でよく使われる設備別の費用相場をご紹介

注文住宅を彩る外構工事ではさまざまな設備があります。設備ごとに外構工事の費用相場をご紹介しましょう。

門周辺の設備には門扉や門塀があります。照明やポスト、表札、花壇なども門まわりの外構工事に含まれます。費用の相場は15万円から30万円ぐらいです。

門から住宅をぐるりと囲むように工事すると最低相場100万円は必要です。プライバシーや防犯対策のために高いものを選べばさらに工事費用は上乗せされます。

フェンス

塀より圧迫感がないので人気の外構工事です。アルミや木材をはじめ材質も豊富。費用の相場は50万円前後は見込んでおく必要があります。

玄関アプローチ

門から玄関までの通路の工事です。コンクリートやタイルやレンガ舗装、砂利敷きなど住宅のスタイルに合わせて選べます。費用の相場は10万円ぐらいから。面積単位で金額計算されることが一般的です。

駐車場

コンクリート舗装のシンプルな工事から屋根付きカーポートの設置工事まで多様です。10万円程度から100万円を超える工事まで、外構工事の中でも費用相場の幅が大きなものの一つです。

庭・テラス

豊かな暮らしの演出に欠かせない庭やテラスの外構工事は工事内容によって大きく費用が変わります。庭に芝生を敷くだけなら10万円ぐらいから可能ですが、タイルやデッキ、植栽まで含めると100万円は必要です。また、テラスも屋根付きにすると10万円から50万円ぐらいが相場です。

注文住宅の外構工事の費用を抑えるには?

材質や設備のグレードを見直す

外構工事に使われる設備は材質や機能によってグレードがさまざまです。また、工事の範囲によっても大きく差が出ます。できるだけ安く抑えるには、資材のグレードをスタンダードなものにしたり、最低限必要な範囲だけの工事にするなど見直すとよいでしょう。

DIYもチャレンジしてみる

暮らしてみて初めて「ここをもっとこうしてみたい」といったことに気づけたりします。注文住宅を建てるときは必要な部分だけ外構工事をして、後で見直したり、芝生や庭木、小さな照明の設置なら自分でDIYしてみることで工事費用を安く済ませることができます。

総評・外構工事の費用相場について

外構スタイルと設備内容をよく検討して必要な工事計画を立てよう

外構スタイルと設備内容をよく検討して必要な工事計画を立てよう

注文住宅の本体工事費とは別になる外構工事はこだわればいくらでも工事費用がかさんでいきます。ただ、外構工事の設備の規模や使う資材のグレードを見直すことで、費用を安く抑えることも可能です。外構スタイルによって費用相場に差が生まれることや、高級資材にこだわらずライフスタイルに合わせた資材や設備を選べば、ふくらみがちな外構工事の費用をコンパクトにまとめることにつながります。

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