管理人ユミがぶっちゃける “注文住宅のお金事情”/その6 注文住宅の設計料について徹底解説!

注文住宅を建てる際に知っておくべき設計料とは?

注文住宅を建てるときに気を付けたいポイントが設計料です。設計料とは、設計作業に対して支払う費用です。ここに管理作業の費用も加えて設計管理料として支払うこともあります。ハウスメーカー、工務店、設計事務所で注文住宅を建てる場合、設計料は異なるのでしょうか。設計料の相場と知っておきたいポイントを解説します。

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ハウスメーカーの設計料

ハウスメーカーの家は間取りなどが企画化されています。いくつかのパターンの中から最適と思える間取りなどを選び住宅を建てます。もちろん、自由設計と呼ばれるプランもありますが、0から家を建てるのではなく決められたパターンに変更を加えていくケースがほとんどです。すでに規格化された家を建てるので、ハウスメーカーの注文住宅に設計料はかからないとされています。

「設計料はかからない」と言われるとお得に思えますが、実際に設計料が0円というわけではありません。ハウスメーカーにも設計担当者は在籍していて、注文住宅の建築に携わっています。つまり、設計料と呼ばれる費用は発生しているのです。しかし、その費用が設計料という名目で請求されることはほとんどありません。たいていの場合、全体の工事費などに含まれて請求されます。設計料として請求されるケースは、設計料を見えるようにしたほうが顧客の納得を得やすいなどの判断が働くときです。この場合も、隠れていたものが外に出るだけなので総額に影響はありません。ハウスメーカーで注文住宅を建てる場合、設計料はあまり大きな意味を持たないといえるでしょう。

工務店の設計料

工務店の特徴は、ハウスメーカーに比べ営業エリアが狭いことです。一般的に、地元に密着した建築会社と理解されています。工務店の多くは、施主が満足できるプランを提案します。ハウスメーカーなどに比べると自由度は高いといえるでしょう。注文住宅の建築には、所属する設計担当者などが関わります。設計料はかかりますが、必ず設計料が請求されるとは言えません。ハウスメーカーと同じく、他の費用と一緒に請求されるケースがあるからです。

設計料として請求される場合は、その取扱い方は2つに分かれます。工事前に設計契約を結ぶ工務店では、設計計画の中で設計料を計上します。設計契約を結ばない工務店では、工事契約書の中で設計料を計上します。設計料の料率は工事費の2~5%程度としている工務店が多いと言われていますが、実際にはかなりの幅があります。工務店を利用する方は、個別に確認することが重要です。

設計事務所の設計料

設計事務所は建物の設計、設計管理、工事管理などを行う事務所です。依頼者の代理人となり理想の家を具体化、施行者を選び実現していく点が特徴です。3者の中で自由度は最も高いといえるでしょう。設計事務所は、理想の家を具体化する対価として設計料を受け取ります。あるいは、現場を管理する対価として管理料を受け取ります(2つをあわせて設計管理料)。設計管理料の料率は、一戸建ての住宅で工事費の10~15%程度となることが多いようです。ただし、実際の料率・請求金額にはかなりの幅があります。設計事務所を利用する方も、事前に確認する必要があります。

総評・注文住宅の設計料について

設計料の取り扱いは依頼先により異なる

設計料の取り扱いは依頼先により異なる

ハウスメーカー、工務店、設計事務所で、設計料の取り扱いは異なります。

ハウスメーカーでは請求されないことが多く、工務店では工事費の2~5%程度、設計事務所では工事費の10~15%程度の設計管理費を請求されることが多いと言われています。

「どれがお得か?」で選びがちですが、設計料がその他の工事費に含まれていることもあるので一概には比較できません。また、設計料が安いとされる大手ハウスメーカーなどでは、中小工務店・設計事務所ではほとんどかからない広告宣伝費など費用に含まれます。

注文住宅を建てたい方は、設計料だけではなく総額にも注意しましょう。