管理人ユミがぶっちゃける “注文住宅のお金事情”/この費用で建てられる、注文住宅の実例を紹介

費用別、注文住宅の実例を知っておこう

家族の夢、希望を反映させた注文住宅は、まさに理想のマイホームになりえます。しかし、逆に定価のない唯一のものだけに、いくら出せばどんな家が建つのかイメージするのが難しい買い物でもあります。

注文住宅は、デザイン、間取り、広さ、建材、工法などで価格が変動してゆきます。要素が多く、難しく見えますが、どこに重点をおくかで金額の調整ができるところも、メリットの1つです。そして、どのくらいの費用がかけられるかで、自由度の幅が変わってゆきます。

そこで、費用の価格帯ごとに、どの程度の規模の住宅が建てられるのか、自由度はどの程度なのかを、実例を交えながら紹介していきます。

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全国の注文住宅の相場費用

価格帯別の紹介の前に、全国の注文住宅の平均的な費用、規模を紹介します。住宅金融支援機構のフラット35利用者のデータを元にした数字で、土地価格を除いた建設費と面積をまとめた表です。

地域 建設費(諸費用等含) 住宅面積(m2) 敷地面積(m2)
首都圏 3,521.0万円 127.8 172.1
近畿圏 3,221.7万円 128.5 200
東海 3,358.2万円 132.8 239.6
その他 3,028.2万円 129.6 288.8

(参考:住宅金融支援機構 2015年フラット35利用者調査 pdfファイル

首都圏はやや高めではありますが、住宅の面積と建設費は全国でみてもほぼ近い数値にまとまっています。

全国平均で、建設費は3,231万円、住宅の延面積は40坪が相場価格となります。平均建設費は高い方に引っ張られる傾向があるので、件数は2,000万円後半から3,000万円辺りのボリュームが大きくなります。

ご自身で注文住宅を建てる際に、40坪より広いか、狭いかもでも総費用の調整ができます。

1,000万円台の注文住宅

全国の平均費用と比べると、1,000万円台はかなり低めであることがわかります。建物の価格は、建築資材の量が大きく関わってきます。つまり、なるべく資材量の少ないデザイン、シンプルで凹凸の少ない、シンプルデザインの家がよいでしょう。

内装にもお金をかけることができないので、無垢材などの自然素材は厳しく、ビニルクロス、合板をうまく活用することがポイントになります。

シンプルで個性の強い住宅を建てることはできませんが、逆に言えばどんな家具とも合わせやすい住宅になります。ファブリックに凝るなど、徐々に自分たちらしさを作り上げて行くのがふさわしい住宅と言えます。

2,000万円台の注文住宅

2,000万円台になると、できることが増えてきます。とはいっても、上限はまだキツめなので、あれこれ欲張るとあっという間に予算オーバーになってしまうのも2,000万円台です。

内装にもお金をかけることができないので、無垢材などの自然素材は厳しく、ビニルクロス、合板をうまく活用することがポイントになります。

シンプルで個性の強い住宅を建てることはできませんが、逆に言えばどんな家具とも合わせやすい住宅になります。ファブリックに凝るなど、徐々に自分たちらしさを作り上げて行くのがふさわしい住宅と言えます。

3,000万円台の注文住宅

3,000万円台前半が、全国の平均の費用です。それよりも、費用が多い3,000万円台後半になってくると、かなりの希望を取り入れることができます。費用をかける場所、かけない場所のバランスをうまく取れば、贅沢な仕上がりの箇所をいくつか設けることもできます。例えば、玄関からリビングのフローリングには、天然木を使い、寝室などプライベートスペースやクッションフロアで安くするなどが、考えられます。実現できることが多くなるので、どんな生活スタイルをマイホームの望むのか、家族でよく話し合って決定しましょう。

4,000万円台の注文住宅

40坪の床面積に、4,000万円台の建設費をかけるとなると、かなり余裕を持ったプランも可能になります。デザイン性の高い外観を取り入れたり、庭にウッドデッキを設けたり、天然素材を多く使ったり、いろいろと楽しめる家づくりになりそうです。

総評・費用別注文住宅の実例チェック

大まかな紹介にはなりましたが、費用と完成する注文住宅の相関はお伝えできたのでないかと思います。潤沢な費用がかけられれば、それに越したことはありません。しかし、現実にはここまでで精一杯というところで、いろいろ工夫を凝らす必要があります。

用意できる費用で、できるだけ理想の注文住宅を建てるポイントの1つは、優先順位と割り切りをつけることです。将来のライフプランも想定しながら、優先順位をつけることが、費用を無駄にしない注文住宅の建て方といえるでしょう。

もう1つのポイントは、複数のハウスメーカーに相談、見積もりをしてみることです。営業担当者の理解度や、会社自体の得手不得手で、見積額が大きく変わることもありえます。

一生に1度の大きな買い物ですから、簡単に妥協しないことも大切です。