電気配線

注文住宅でこだわった配線の例(フリーダムアーキテクツ)

フリーダムアーキテクツデザイン公式サイト
https://www.freedom.co.jp/kurashi/注文住宅/新築の内装はコンセントやス/

注文住宅を建てた後に「失敗した」という声が非常に多いのが、電気配線。具体的にはコンセントの位置です。ここでは家づくりにおける電気配線の考え方や失敗事例、失敗しないためのコツなどをまとめています。

住宅における配線の考え方

注文住宅を検討する年代の方であれば、過去に何度も、停電を経験したことがあるでしょう。家中の電気がストップするということは、単に照明が落ちるということだけではありません。テレビも冷蔵庫も洗濯機もエアコンも、電気が必要な設備はすべて作動しなくなります。言わば、家中のすべてがストップする、という感覚です。それだけ電気は、私たちの生活に必要不可欠な存在なのです。

その大事な電気を稼働させるための備え付けの設備が、コンセントや電源スイッチ。今や電気なくして生活が回らない時代である以上、電気配線は「生活の要」と言うことすらできます。

電気配線は、家が建ってから変更することは困難です。厳密に言えば、もちろん家が建ってからコンセントの位置を変更することなどは可能ですが、工事には多額のリフォーム費用がかかることになります。「生活の要」たる電気配線で失敗しないよう、着工前の設計段階で、家族のライフスタイルを考慮した最適な配線計画を立てておくことが必要です。

注文住宅における電気工事の流れ

注文住宅における電気工事の流れを、簡単に確認しておきましょう。

1.壁の中に隠れるようにスイッチボックス等を仕込む
上棟から1~2週間ほど経った頃に、電気工事職人が電気ケーブルやスイッチボックス等を天井や壁の中に仕込みます。
2.電気設備の位置に合わせて開口を開ける
上棟から30~40日ほど経った頃に、スイッチボックス等の位置に合わせて壁や天井などに開口を開けます。
3.コンセントやスイッチなどを取り付ける
ほぼ工事が終了するクロス貼りの頃、電気工事の仕上げとしてコンセントやスイッチなどの設備を設置します。

いつまで配線計画の変更は可能か

配線計画の変更の可否は、工法や工事の進捗具合によって大きく異なります。よって、いつまで申し出れば変更が可能かどうかを、着工前に業者に確認しておくことが重要です。

変更の申し出期日を確認していなかった場合には、一刻も早く業者に相談するようにしてみてください。工事が進めば進ほど、変更が困難になるからです。

なお、中小の工務店や設計事務所ならば、ある程度の変更まで柔軟に応じてもらえる可能性があります。ただし大手ハウスメーカーの場合は、工事中の変更に厳しいところもあることを理解しておきましょう。配線計画に限らず、工事中の各種の変更については「言った、言わない」のトラブルに発展するケースがあるからです。

また、プレハブ工法などの場合は、電気配線が工場で組み込まれることが多いため、工場で建築作業に入ると一切変更できないと考えておいたほうが良いでしょう。

配線計画の失敗事例と失敗しないためのコツ

コンセントや電源スイッチの配線における、よくある失敗例を見てみましょう。

配線計画の失敗事例
・キッチンカウンター付近にコンセントがなく、キッチン家電を使うのが不便
・洗面室の電源容量が足りず、複数人でドライヤーを同時に使うと、すぐにブレーカーが落ちてしまう
・部屋の模様替えをしたらコンセントが遠くなってしまい、延長コードが邪魔になる
・廊下にコンセントがないので、掃除機をかける際に不便
・エアコンコンセントの場所の都合、冷暖房の効きが悪い
・玄関の照明スイッチの場所が遠く、帰宅時に証明を点ける際、いちいち靴を脱がなければならない
・子供の成長につれて、子供部屋のコンセントが不足してきた

以上の他にも、コンセントやスイッチの配線による失敗例は多々聞かれます。ライフスタイルの変化によって徐々に生じてきた配線の不具合については、ある意味、仕方ない事態とも言えます。不便を感じたら、リフォームなどで配線を変更しても良いでしょう。ただし、事前に対策を打つことができる配線計画については、設計段階でしっかりと打ち合わせしておくことが大切です。電気配線を考える際には、最低限、次のようなことを考慮しておきましょう。

配線計画で失敗したいためのコツ
・模様替え等に対応できるよう、コンセントを余分に設置する
・配線図面に家具や家電を書き込んでみて、使い勝手をイメージする
・冷暖房の効きを考慮した場所にエアコンコンセントを設置する
・洗面所など、同時に大量の電力を必要とする場所については、大容量対応の専用コンセントを設置する
・照明スイッチもコンセントも、無理なく手の届く範囲に設置する

お子様の成長や親御さんの介護などが見込まれる場合、その時になって初めて「コンセントが足りない」と気づく世帯も少なくありません。注文住宅を作る際、「ここにコンセントが必要かな? 不要なか?」と悩んだら、とりあえず設置しておく方向で検討したほうが無難です。