中庭

注文住宅でこだわった中庭の例(フリーダムアーキテクツ)

フリーダムアーキテクツデザイン公式サイト
https://www.freedom.co.jp/interior/courtyard/innocent-world.html

注文住宅においては、中庭を設置する事例も多く見られます。屋内に居ながらにして外の雰囲気を感じられる中庭に、精神的な豊かさを覚える人も多いようです。ここでは、住宅における中庭の役割、注文住宅において中庭を設置する際のポイントや注意点、実際に中庭を作った世帯の事例や体験談などを詳しくご紹介します。

住宅における中庭の役割

中庭は、必ずしも実用的な意味だけで設置するものではありません。施主のイメージに応じ、そのイメージの数だけ用途がある場所とも言えます。よって、あなたが中庭をどのように使いたいのかということ、そのものが中庭の役割となるのです。

こでは、主に中庭の役割とされているものについて、4点ほど見てみましょう。

視覚的な役割
一日の時間の流れ、一年の季節の変化などを、屋内に居ながらにして視覚的に実感できる点は、中庭が持つ大きな役割の一つ。リビングから中庭を眺めるだけで、生活に豊かさを感じる人もいるでしょう。
採光上の役割
設計にもよりますが、中庭を設置することで、一般には屋内の採光が良くなります。家の中のいたるところが自然の光で明るくなり、屋内全体に解放感が広がることでしょう。
換気を良くする役割
中庭に面した窓を全開することで、家全体の換気を良くすることができます。爽快な太陽が昇る朝、中庭の窓を含めたすべての窓を開放すれば、家の空気がフレッシュに生まれ変わるでしょう。
リビングの一部としての役割
中庭に石畳を敷いたりデッキを設けたりして、リビングの一部として活用している世帯も見られます。天気が良ければ、家族みんなで中庭でバーベキューを楽しむこともできるでしょう。子供の遊び場としても、親の目が常に届くという意味では最適な場所です。

中庭にこだわる上でのポイント・注意点

中庭の設置を希望する方は、以下の3点のポイントを押さえておきましょう。

中庭を作ることができる広さの土地を入手する
中庭を作るためには、当然ながら、中庭を確保できる程度の土地の広さが必要です。狭い土地に無理に中庭を作ると、その分、生活空間が制限されてしまうため、土地購入の際には多少余分な広さを確保するようにしましょう。
排水設備などの設置も考慮する
中庭を作るということは、見方を変えれば、「自然」の一部を家の中に取り込むということ。水たまりが生じて湿気が上がったり、夏場には虫が発生したりなど、様々な負の面も考慮しなければなりません。常に快適な中庭を維持するためには、排水設備を始め、設計に応じた適切な設備の設置も考慮しましょう。
家事動線の利便性も重視する
「当初は家事動線のショートカットのために中庭を利用しようとしていたものの、実際に中庭を経由することは少なく、かえって動線が長くなってしまった」という趣旨の声が散見されます。育児動線、介護動線なども含め、生活の利便性も重視した中庭の設計が必要です。

中庭にこだわった家の実例

実例1:ブリッジ下に路地状の中庭
事務所兼自宅で2つの建物を隣り合わせ、双方を3つのブリッジでつないだ注文住宅。2つの建物の間には、路地状の中庭を設置しました。中庭を芝で覆いつつ植木を植樹。ブリッジを移動するたびに、中庭の季節感を楽しむことができます。
実例2:屋内から屋外への緩やかな関連性
建物の内部から臨むことができる3つの庭を設置。屋内と屋外の境界をあいまいにすることで、屋内、中庭、屋外という緩やかな関連性を実現しました。屋内の至ることころで一日の時間の変化、四季の移り変わりを堪能することができます。
実例3:デッキ付きの中庭を中心に据えた家
家の中心にデッキと中庭を配置し、室内から段差なく自由に移動できる空間に。大型の窓から中庭を望めるように設計するなど、施主の思いが存分に詰まった注文住宅が実現しました。中庭のデッキにはソファを置き、天気の良い日には優雅な時間を過ごしているとのこと。

中庭にこだわって家を建てた方の体験談

家のあらゆる場所から中庭を見ることができます
家作りにおいては様々な希望があったのですが、それらのうちの1つが、中庭のある家にしたいということ。設計士さんと相談のうえ、リビングや階段の窓、2階の窓など、家のあらゆるところから中庭が見えるような間取りの家が実現しました。
エントランスと中庭が合体した空間
明るくて開放感のある家にしたいと設計士さんに伝えたところ、エントランスと中庭を兼ねた空間の発想をいただきました。リビングから中庭のシンボルツリーを眺めながら、毎日、家族の団らんを楽しんでいます。
縁側のある枯山水の中庭
ひたすら純和風の家づくりにこだわり、中庭や縁側を作ってもらうよう設計士さんに「要望書」を出しました。提案していただいた設計は、家のどこからでも中庭を眺められる間取り。まるで京都の庭園のように、見事な枯山水を望むことができる自宅が完成しました。